不動産・引越更新 2026.10.28読了 約7分

中古住宅を買ってリフォームする費用の考え方。購入前に確認したいこと

部屋の中ではしごに上る人

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中古の住宅を買って、自分好みにリフォームする。新築より価格を抑えやすく、間取りも変えられるため、選ぶ人が増えています。ただし、購入代金とリフォーム費用の合計で考えないと、予算が足りなくなることがあります。

この記事は、国土交通省などの公開されている情報をもとに、購入前に確認したいことを整理したものです。実際に購入した記録ではありません。金額は、仮の数字の例です。実際は、不動産会社や金融機関、リフォーム会社に確認してください。

おうちくん
中古の家を買ってリフォームしようと思っています。何を気をつければいいですか?
ふどう先生
買う前に、リフォームの費用を見積もっておくことです。買ってから見積もると、予算が足りなくなる人がいます。
おうちくん
物件を見るときは、何を見ればいいですか?
ふどう先生
建物の傷み、構造、マンションなら管理規約です。順番に説明しますね。
▼ 図解:予算の考え方(仮の数字の例)
購入代金
2,800万円物件の価格
リフォーム費用
700万円水まわり・内装など
諸費用
250万円仲介手数料・登記・税金など

この記事でわかること

  • 購入代金+リフォーム+諸費用で予算を考える
  • 購入前に見るべき建物の状態
  • 建物状況調査(インスペクション)とは
  • ローンと、見積もりを取る時期

予算は合計で考える

費用内容
購入代金物件の価格
リフォーム費用水まわり、内装、断熱、耐震などの工事
諸費用仲介手数料、登記の費用、税金、ローンの手数料など
住み替えの費用引っ越し、一時的な仮住まい(工事中に住めない場合)

物件が安くても、リフォーム費用が大きくなると、合計では高くなることがあります。物件を比べるときは、購入後にかかる費用も並べます。

購入前に見る建物の状態

  • 築年数と構造。 1981年6月以降に建築確認を受けた建物は、新耐震基準が適用されています。それ以前の建物は、耐震の状態を確認します
  • 雨漏り、水漏れの跡。 天井や壁のしみ、床のたわみ
  • シロアリや腐食。 床下や基礎、土台の状態
  • 配管・配線。 古い配管は、交換が必要になることがある
  • 間取りを変えられるか。 壁を撤去できるか(構造上、動かせない壁がある)

見た目はきれいでも、中に傷みがあることがあります。素人が分かる範囲には限りがあるので、専門家の調査を使います。

建物状況調査(インスペクション)

建築士などの専門家が、建物の状態を調べる調査です。中古住宅の取引では、不動産会社に、調査を行う業者のあっせんの可否を示すことが求められています。

  • 調べる内容は、基礎・壁・屋根・雨漏りなど、主要な部分の劣化
  • 費用は買い手か売り手が負担する。誰が負担するかは、事前に相談する
  • 結果で、リフォームで直す範囲が見えてくる
  • 調査をしても、見つかる傷みが全てではないことは理解しておく

購入の申し込みの前や、契約の前に、調査を頼めるかを不動産会社に聞いてください。

マンションの場合

  • 管理規約。 床の材質、工事ができる時間、水まわりの位置変更に制限があることがある
  • 専有部分と共用部分。 窓や玄関ドア、バルコニーは共用部分で、勝手に変えられない
  • 配管の状態。 床下の配管の位置で、水まわりの移動ができるかが決まる
  • 管理組合への届け出。 工事の前に、届け出や承認が必要

ローンの考え方

  • 購入とリフォームをまとめたローンを扱う金融機関がある。リフォームの費用を、購入と同時に借りられる場合がある
  • 別々に借りる場合、リフォームのローンは、住宅ローンより金利が高いことがある
  • 見積もりの金額が分かっていないと、借りる額を決められない
  • ローンの条件は、金融機関や時期で変わる。複数の金融機関で比べる

見積もりを取る時期

リフォームの見積もりは、買う前(申し込みの前後)に取るのが理想です。

  • 物件が気に入ったら、リフォーム会社に現地を見てもらう
  • 購入の契約前に、リフォームの概算が分かれば、予算の判断ができる
  • 見積もりは、2〜3社で比べる。比べ方は、リフォーム見積もりを比べる記事にまとめています
▼ 図解:中古住宅を買ってリフォームする手順
  1. 総予算を決める
    購入代金、リフォーム、諸費用を合計して考えます。
  2. 物件を絞る
    築年数、構造、管理規約を確認します。
  3. 建物状況調査を検討する
    購入前に、傷みを調べます。
  4. リフォームの見積もりを取る
    買う前に、概算を出してもらいます。
  5. ローンを決めて、購入の契約をする
    見積もりをもとに、借りる額を決めます。

よくある失敗と、避け方

失敗1:物件を買ってから見積もりを取る
リフォーム費用が足りなくなっても、買ったあとでは調整できません。
失敗2:見た目だけで選ぶ
床下や屋根の傷みが、あとから分かって追加費用がかかります。
失敗3:マンションの管理規約を見ない
やりたい工事ができないことがあります。
失敗4:予算に余裕を持たせない
解体して見つかる傷みや、予定外の工事で予算を超えます。

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よくある質問

中古住宅の購入と、リフォームは、どちらを先に決める?

購入の契約前に、リフォームの概算を出すのが理想です。買ってから見積もると、予算が足りない場合に調整できません。

築何年までなら、買っても大丈夫?

築年数だけでは決まりません。1981年6月以降の新耐震基準かどうか、メンテナンスの状況、傷みの程度を合わせて見ます。

建物状況調査は、必ずやったほうがいい?

義務ではありません。ただ、見えない部分の傷みを知る手がかりになります。費用と、得られる情報を比べて決めてください。

住みながらリフォームできる?

工事の内容によります。水まわりや床の工事は、使えない期間が出ます。見積もりの時点で、仮住まいが必要かを確認してください。

まとめ

  • 中古住宅は、購入代金+リフォーム+諸費用で予算を考える
  • 買う前に、建物の状態と、マンションなら管理規約を確認する
  • 建物状況調査は、見えない傷みを知る手がかりになる
  • リフォームの見積もりは、買う前に取って予算を決める
おうちくん
買う前に見積もりを取るのが大事なんですね。
ふどう先生
はい。合計でいくらになるかを先に知っておくと、安心して選べます。

アイキャッチ写真: Milivoj Kuhar / Unsplash

この記事の先生
ふどう先生

家の売却・リフォーム・引越しの手順にくわしい、ヘルメット姿のカピバラ。

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