築古の家は売れる?築40年超の家を売る方法・解体するか・買主の見方

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築40年を超える家を売ろうとすると、「建物に価値がない」「売れないのでは」と不安になる人は多いです。実際、木造の建物は、築年数が進むと、評価額が小さくなります。ですが、土地としての価値があるため、売れることが多くあります。
この記事は、国土交通省や不動産業界の公開されている情報をもとに、考え方を整理したものです。実際に売却した記録ではありません。個別の判断は、不動産会社や税理士に確認してください。
壊す前に、査定と税金・再建築の条件を確認する。
この記事でわかること
- 築古の家が売れる理由
- 古家付きか解体かの考え方
- 建物状況調査と、売ったあとの責任
- 買取との比べ方
築古の家は売れるのか
- 建物は、築年数で評価が下がる。 木造の住宅は、築20年を過ぎると、建物の価格がつきにくくなることが多い
- 土地は、建物のように築年数では価値が減らない(ただし地価の動きや立地で変わる)。立地や広さで、価値が決まる
- 買い手には、いくつかのタイプがある。 建物を解体して建て直す人、リフォームして住む人、投資用に買う人
建物の価値が低くても、立地がよければ売れることが多いです。反対に、立地が不便だったり、再建築できなかったりすると、売りにくくなります。
古家付きで売るか、解体するか
先に解体するのは、慎重にします。
- 解体費用が、売れるかどうか分からない段階でかかる
- 更地にすると、固定資産税の優遇(住宅用地の特例)が外れることがある。特例は毎年1月1日時点の状況で判定されるため、1月1日に更地だと、その年度は税金が上がる
- 再建築できない土地(接道の条件を満たしていないなど)は、壊すと建て直せなくなる
- 古家付きのほうが、買い手が見つかることもある(解体を前提に値引きして買いたい人、リフォームして使いたい人)
解体の考え方は、空き家の解体の記事にまとめています。まず、古家付きと更地の両方で査定を取って、比べます。
建物状況調査(インスペクション)
売る前に、建物の状態を調べておく方法があります。
- 国の講習を修了した建築士(既存住宅状況調査技術者)が、基礎・柱・壁・屋根など、構造や雨漏りに関わる部分を調べる
- 結果が分かると、買い手に状態を説明しやすく、あとのトラブルを防ぎやすい
- 費用がかかる。調べるか、そのまま売るかを、不動産会社と相談する
- 傷みが見つかっても、そのまま、状態を伝えて売る方法もある
売ったあとの責任
古い家は、売ったあとに不具合が見つかることがあります。
- 個人が売る場合は、契約不適合責任(売った物が、契約の内容に合っていないときの責任)の範囲を、特約で限定・免除する契約が、古い家では多い
- ただし、売り主が知っていて伝えなかった不具合は、免責されない
- 知っている不具合は、すべて買い手に伝える。雨漏りの跡、シロアリ、設備の故障など
買取との比べ方
築古の家は、不動産会社の買取も選択肢です。
- 仲介: 買い手を探す。高く売れる可能性があるが、時間がかかる
- 買取: 不動産会社が直接買う。早く、そのままの状態で売れるが、価格は低くなることが多い
- 荷物が多い、傷みが激しいなど、手をかけたくない場合は、買取が合うことがある
違いは、買取と仲介の記事にまとめています。売り出し価格の決め方は、売り出し価格の記事を見てください。
- 名義と権利を確認する相続した場合は、先に相続登記を済ませます。
- 古家付きと更地の両方で、査定を取る2〜3社に頼み、金額と根拠を比べます。
- 建物の状態を整理する必要なら、建物状況調査を検討します。
- 仲介か買取かを決める優先するのは、高さか、早さか。
- 契約して、売ったあとの責任の範囲を決める契約書を確認します。
よくある失敗と、避け方
買取の査定を比べられるサービス
訳あり不動産の専門買取サービスです。査定額を比べる候補の一つにしてください。
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よくある質問
築何年から、建物の価値はなくなる?
決まった年数はありません。木造住宅は、築20年を過ぎると、建物の評価が小さくなることが多いです。ただし、状態やリフォームの有無で、買い手の見方は変わります。
売るために、リフォームしたほうがいい?
費用をかけても、その分高く売れるとは限りません。多くは、そのままの状態で売ります。リフォームの前に、不動産会社に相談してください。
荷物が残っていても、売れる?
売れますが、片付けてから売るか、荷物ごと買い取ってもらうかで、手元に残る金額が変わります。荷物の多い家を売る記事にまとめています。
解体費用は、売ったお金から払える?
先に解体する場合は、自分で払います。売るために解体した費用は、税金の計算(譲渡費用)に入ることがあります。税理士に確認してください。
まとめ
- 築古の家は、建物の評価が低くても、土地として売れることが多い
- 先に解体せず、古家付きと更地の両方で査定を取る。再建築の可否と固定資産税も確認する
- 知っている不具合は、買い手に伝える
- 早く手放したいなら、買取も比べる
アイキャッチ写真: Céline Chamiot-Poncet / Unsplash



