不動産・引越更新 2026.10.29読了 約7分

外壁塗装の塗料の種類と選び方。耐用年数・費用・工程の見方

ローラーで壁を塗る人

PRこの記事には広告(A8.net)を含みます。掲載条件は変わることがあるので、申し込む前に公式サイトでご確認ください。

この記事で比べたサービス
1リフォーム比較プロ株式会社サフタくわしく ↓
2リショップナビ株式会社じげんくわしく ↓

外壁塗装の見積もりを取ると、「シリコン塗料」「フッ素塗料」といった言葉が出てきます。違いが分からないまま決めると、必要以上に高い塗料を選んだり、すぐ塗り直しが必要になったりすることがあります。

この記事は、国民生活センターや塗料メーカーの公開されている情報をもとに、塗料の選び方の考え方を整理したものです。実際に工事した記録ではありません。耐用年数や費用は目安で、建物の状態や環境で変わります。見積もりと、メーカーの資料で確認してください。

おうちくん
外壁塗装を考えているんですが、塗料の種類が多くて…。
ふどう先生
種類ごとに持ちと価格のバランスが違います。家の状況に合うものを選ぶのがコツです。
おうちくん
高いほうがいいんですか?
ふどう先生
一概には言えません。今後、何年住むかでも変わります。順番に見ていきましょう。
▼ 図解:塗料の違いの考え方
安い塗料
高い塗料
最初の費用
抑えやすい
高くなりやすい
持ちの目安
短め。塗り替えの回数が増える
長め。塗り替えの回数を減らせる
向く場合
数年以内に建て替え・売却の予定がある
長く住み続ける
注意
塗り替えのたびに足場などの費用がかかる
建物の状態に合っているかを確認する

次の塗り替えまでの年数と、費用の総額で比べる。

この記事でわかること

  • 塗料の種類ごとの特徴
  • 塗装の工程と、見積もりで見るところ
  • 長く住む場合・手放す場合の選び方
  • 訪問営業の注意点

塗料の種類と特徴

種類特徴耐用年数の目安
アクリル価格が安い。持ちは短い。今は外壁にはあまり使われない5〜8年ほど
ウレタン密着性がよく、細かい部分に使いやすい8〜10年ほど
シリコン価格と持ちのバランスがよく、広く使われている10〜15年ほど
フッ素持ちが長い。価格は高め15〜20年ほど
無機持ちが長く、汚れにくい。価格は高め15〜20年以上とされることもある

耐用年数は、塗料の種類だけでなく、下地の状態、塗る回数、日当たり、地域の気候で変わります。数字は、あくまで目安です。製品ごとに、メーカーが示す数字を確認します。

塗装の工程

一般的な外壁塗装は、次の順番で進みます。

  1. 足場を組む。 安全と作業のために設置する
  2. 高圧洗浄をする。 汚れやコケを落とす
  3. 下地を補修する。 ひび割れ、シーリング(外壁のつなぎ目)の補修
  4. 下塗り・中塗り・上塗りをする。 下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りが一般的。メーカーの仕様書の工程と、乾燥の時間が守られているかを確認する
  5. 点検と、足場の撤去

塗る回数や、下地の補修が省かれると、塗料のよさが生かされません。見積もりの工程を確認します。

見積もりで確認すること

  • 塗料の製品名と、メーカー名。 「シリコン塗料」だけでなく、具体的な製品名まで書かれているか
  • 塗る面積と、単価。 外壁、屋根、付帯部(雨どいなど)が分かれているか
  • 塗装の回数。 仕様書どおりの回数か(一般的には3回塗り)
  • 足場、洗浄、下地補修、シーリング工事が含まれるか。 別料金になっていないか
  • 保証の内容と期間。 書面で確認する
  • 追加費用が出る条件

「一式」だけの見積もりは比べにくいので、内訳を出してもらいます。比べ方は、リフォーム見積もりを比べる記事にまとめています。

選び方の考え方

  • 長く住み続ける予定があるなら、持ちの長い塗料も選択肢。塗り替えの回数が減り、足場の費用も減らせる
  • 数年以内に売る・建て替える予定があるなら、費用を抑えた塗料で足りることもある
  • 外壁の材質(サイディング、モルタルなど)と、塗料の相性を確認する
  • シーリングの寿命も見る。塗料が長持ちしても、つなぎ目が傷むと、雨水が入る

塗り替えの時期の考え方は、外壁リフォームの時期の記事にまとめています。

訪問営業の注意

  • 「近所で工事をしている」「今だけ安い」と、その場で契約を迫る場合は、断って持ち帰る
  • 「火災保険で無料になる」と持ちかける勧誘には注意する。保険金の請求を代行すると言って、高額な手数料や解約料を請求する例が、国民生活センターなどで注意喚起されている。火災保険は、台風などの災害による損害が対象で、古くなっただけの傷みは対象外です。うその申請に加担すると、契約者も責任を問われるおそれがあります
  • 契約書を確認する。 訪問販売なら、契約書面を受け取った日から8日以内は、原則としてクーリング・オフ(書面または電子メールなどでの契約解除)ができる(条件あり)

トラブルの例は、リフォーム契約のトラブルの記事にまとめています。迷ったら、消費者ホットライン「188」に相談できます。

▼ 図解:外壁塗装を進める手順
  1. 外壁と屋根の状態を確認する
    ひび割れ、チョーキング、シーリングの傷みを見ます。
  2. 住み続ける年数を考える
    塗料の持ちと費用の考え方を決めます。
  3. 2〜3社に現地で見積もりを頼む
    製品名、面積、工程の入った見積書をもらいます。
  4. 内訳と工程を比べる
    塗る回数、下地補修、保証を見ます。
  5. 契約書を確認して決める
    契約を急がされたら、持ち帰ります。

よくある失敗と、避け方

失敗1:塗料の名前だけで選ぶ
同じ種類でも、製品で性能は違います。製品名を確認します。
失敗2:金額だけで比べる
工程や塗る回数が違うと、持ちが変わります。
失敗3:下地補修やシーリングを軽く見る
塗料が長持ちしても、雨水が入ると傷みます。
失敗4:その場で契約する
比べないまま決めると、高いかどうかが分かりません。

見積もりを比べられるサービス

リフォームの見積もり比較PR
1
リフォーム比較プロ
株式会社サフタ
リフォーム比較プロ

リフォームの見積もり比較サイトです。ほかのサイトと紹介される会社が違うことがあるので、比べる会社を増やしたいときの候補になります。

見積もりの前に、料金や条件を公式サイトで確認できます

見積もりを依頼する›

外部サイトへ移動します(広告)

2
リショップナビ
株式会社じげん

リフォームの一括見積もりサイトです。工事の内容と地域から、会社を紹介してもらえます。見積もりを依頼する前に、連絡の方法や時間帯を指定できるかを確認してください。

公式サイトへのリンクは準備中です

掲載している内容は記事を書いた時点のものです。料金やキャンペーンは変わることがあるので、申し込む前に公式サイトで最新の情報をご確認ください。

よくある質問

塗り替えは、何年ごとにする?

塗料の種類や環境で変わります。築10年前後を、点検の目安にする考え方があります。ひび割れや、触ると白い粉がつく(チョーキング)などの状態を見て判断します。

屋根も一緒に塗ったほうがいい?

足場を共有できるため、まとめると費用を抑えられることがあります。屋根の状態と、劣化の程度を確認して決めてください。

夏や冬は、塗装に向かない?

雨や極端な低温・高温は、塗料の乾燥に影響します。工事の時期は、業者と相談してください。

補助金は使える?

自治体の制度で、塗装が対象になることがあります。内容は自治体や年度で違うので、リフォームの補助金の記事も参考に、窓口で確認してください。

まとめ

  • 塗料は、アクリル・ウレタン・シリコン・フッ素・無機で、持ちと価格が違う
  • 住み続ける年数と、次の塗り替えまでの費用の総額で選ぶ
  • 見積もりは、製品名・面積・工程(3回塗り)・下地補修・保証を確認する
  • 訪問営業は、その場で契約せず、持ち帰って比べる
おうちくん
高い塗料が必ずしもいいわけではないんですね。
ふどう先生
はい。何年住むかを先に決めると、合う塗料が見えてきます。

アイキャッチ写真: Andrew Itaga / Unsplash

この記事の先生
ふどう先生

家の売却・リフォーム・引越しの手順にくわしい、ヘルメット姿のカピバラ。

不動産・引越の記事をもっと見る →